シャクリー(shaklee)はアメリカで誕生した美容用品を販売する企業で、そのビジネス手法が副業としても稼げるのでは？という見方もあるようです。

その内容や手法について、具体的な中身を調査してみました。

シャクリー(shaklee)そのものは違法性はなく真っ当な製品ですが、そのビジネス手法に関しては個人的にはあまりおすすめはできません。

その理由や詳細について調べた結果をお伝えします。

まずこのシャクリー(shaklee)がどういう企業なのか説明します。

1956年にアメリカで設立された会社で、化粧品や美容関連の製品を販売しています。

65年以上の歴史がある会社で、日本法人が作られたのも1975年と、十分な実績がある企業です。

シャクリー(shaklee)ではテレビCMなどを打たず、基本的には口コミでその評判を広めています。

もっと踏み込んで言うと、MLM・ネットワークビジネスの手法が取られています。

改めて説明すると、MLM・ネットワークビジネスとは、個人があるメーカーなどの会員になって商品やサービスを購入し、その上で他人を勧誘することで紹介料を得るものです。

いわゆる「マルチ商法」と言われるものです。

そして誤解がないように言うと、MLM・ネットワークビジネスは合法であり、よく混同されがちな違法の「ねずみ講」とは別物になります。

こういった形で広告宣伝費を抑えながら利用者を増やしていくのが、シャクリー(shaklee)が取り入れている手法です。

ただ中途半端な知識で参加してしまうと、ねずみ講と区別できないまま知らないうちに違法行為をしてしまったり、行き過ぎたマルチ商法が問題になったりすることもあります。

シャクリー(shaklee)ではホームページ上でマーケティング手法と報酬の体系について説明されています。

シャクリー(shaklee)の製品自体の評判や口コミを探ると、いい内容のものとそうではないものを両方見かけます。

ただそれは美容用品などでは当然のことで、使用する人の体質や生活環境など、様々な要因が絡むことなので、賛否両論あることが問題だとは感じません。

そしてそのマーケティング手法に関しての評判や口コミを探ると、「強引な勧誘があった」「勧誘がしつこい」などの意見が見られました。

これはある会員が脱線・暴走するような形で勧誘をしてしまったり、またMLM・ネットワークビジネスに対していい印象を持っていない人が残したものである可能性もあります。

日本ではMLM・ネットワークビジネスやマルチ商法は合法ではあるものの、悪い印象を持っている人が少なからず存在します。

悪質な勧誘をする会員がいる以上、シャクリー(shaklee)自体が怪しいものだと感じてしまう人が出てしまうのは仕方ないことかもしれません。

それでは、シャクリー(shaklee)を副業感覚で取り組むと稼げるのかどうか考えてみたいと思います。

シャクリー(shaklee)の製品自体は何の問題もないものですし、使う人によって効果に差があるかもしれませんが、基本的には優れた製品だと思います。

しかし副業としてビジネス展開にチャレンジすべきかとなると、おすすめはできないという結論となります。

MLM・ネットワークビジネスに該当するものであり、違法性はないものの嫌悪感を示す人が一定数いるのは否めません。

たくさんの人に製品を購入してもらう性質のものである以上、人間関係に亀裂が生じるリスクを背負ってまで取り組むべきではないでしょう。

また安定した報酬とは限らないことも、モチベーションの向上や維持に影響を及ぼすかもしれません。

もしシャクリー(shaklee)の販売ビジネスに挑戦したいという場合は、そのリスクなどをしっかり考慮した上で判断してほしいと思います。